淡路島から孤立をなくそう
そう考えて、「蔵・図書館プロジェクト」を計画したのは約1年前。
昨日の神戸新聞・淡路版に、「蔵・子ども図書館プロジェクト」の記事が掲載された。(記事添付)
この一ヶ月間にも、川崎殺傷事件、農水省元事務次官による長男殺害事件と起きている。
川崎の事件は、子どもの悲しい、悔しい事件である。何の理由もなく被害を受ける。
怒りをどこにぶつければいいのか・・・
原因の根拠を加害者に終わらせば、これからも事件は繰り返させる。
逆に、川崎のような事件を起こさないようにと、元事務次官の父親が、父親にとっては大切だった息子を自ら手をかけた。
どちらも痛ましい、悲しい事件である。
その加害者と被害者の少年時代や青年時代に戻って、その少年や青年に向き合ってみることが、繰り返さない一歩になるのではないか。
そこに社会や地域、人からの「孤立」があります。
いじめや家庭での虐待で相談できないで孤立している子どももいる。家庭や学校以外の第三の場所が必要だ。
「あなたの子どもは、あなたの子どもではありません」
北欧デンマークでは、出産後にもらう育児パンフレットのタイトルに書かれている文書である。
子どもは地域の社会の大切な「宝」。
そんなメッセージが込められている。
私は、生きがいしごとサポートセンター事業を通じて、就職支援をしている。
そこで、引きこもりに悩んでいる当事者やご両親に話を聞く機会がよくある。日常的に「引きこもり」があることを実感している。
最近のニュースでも、引きこもりの子を持つ親たちが、地域の社会福祉協議会などの窓口に相談に来ているという。
その青年や子どもたちは、私が会った限りでは、真面目で心優しい人たちだ。
家やコミュニティで働くことのなくなった現代社会では、管理社会に出ざるおえない。馴染めず、自己肯定感を持てずにいる。
「淡路島にそんな孤立はあるの?」
と聞かれることがある。
行政の人に聞くと、学校に行けない子どもたち、家に引きこもっている青年や成人が相当数いると聞いている。
表面に出にくい、出したくない問題でもある。
今回の川崎の事件や元事務次官の事件は、淡路島では起こらないのか?
2015年3月9日、淡路島・洲本市中川原で、
5人の男女を刺殺した事件が起きている。
当時40歳の加害者は、幼少期に両親が離婚し、学校ではいじめを受けていたという。
私は少子高齢化が進む地域のなかで、地域活性化につながるしくみづくりのお手伝いをさせていただいている。
どこも「この商店街は、かつて、人がいっぱいで、5m先も見えなかった」と言います。
経済の繁栄の中にあった。
今、本当の幸せはどこにあるのか問われている。
社会の歪みや格差、疎外感、関係性の希薄化、自己肯定感を持てないまま生きづらさを感じている。
あらためて、地域の問題、社会の問題として向き合う勇気と行動を起こさなければなりません。
地域に人が人を支える「参画のプラットホーム」をつくる。
この取り組みを3年間前から、淡路島の洲本市で進め、今、他地域にも広げようとしている。
昨年4月に「YORISOI米田家」を四苦八苦しながらも、多くの方々の力を借りて、オープンさせた。
今、ここでは、障がいを持った方々が食堂で働き、2階では、レンタルスペースとして、まちづくりに関連するセミナーやイベントが開かれている。
土曜日には、2組の若いご夫婦が月2回から3回、カレー店を開き、無農薬・有機野菜の販売をしている。
また、月2回は、地域の子どもと地域の大人が一緒にごはんを食べる「みんなでいっしょにごはん」を開き、15回を越えた。
この企画に参画していただいている関係者には心から感謝申し上げたい。
私たちの挑戦は終わらない。
この淡路島の洲本市本町7丁目商店街の一角にある「YORISOI米田家」の奥に蔵があります。ここから、新たな挑戦が切られようとしています。
「蔵・子ども図書館プロジェクト」
「淡路島から子どもの孤立をなくす」
「きみを、あなたを一人にはさせない」
子ども図書館という中で、寄り添い、見守り、支える空間をつくる
偶然の中で、必然をつくる。
誰が見捨てても、地域は見捨てない。
そんなメッセージがそっと漂う空間。
気づけば、支えられいる。
だから来やすく、続けられる。
淡路島「蔵・図書館プロジェクト」
あなたのできることで、あなたのできるかたちで参加してほしい。
そのこと自体がすでに地域に社会に「私は、きみをあなたを見捨てない」という強いメッセージを発信することになります。
寄付、クラウドファンデングのリターン商品の提供、応援のビデオメッセージやメッセージ(集まれば大きな力になります)、プロジェクトに加わり寄付やクラウドファンディングを拡散していただくこと、完成後の見守りボランティア、本の寄贈など・・・
淡路島幸せアイランドプロジェクト第2弾
「蔵・子ども図書館プロジェクト」
共に共感の輪を広げてほしい。
連絡先 NPO法人兵庫SPO支援センター 明石事務所
078-915-0075
担当 李